【BigQuery基礎】INで複数条件指定(サンプルSQL付き)

BigQuery

BigQuery(BQ) の条件句(WHERE)で同一カラムに対して複数条件を指定する場合は条件句の IN を用います。

こちらの記事では BigQuery 初心者向けに IN の使い方やその応用を解説します!

INの使い方

INの構文は以下になります。

検索カラム [NOT] IN ("条件値1", "条件値2", "条件値3", ...)

より実用イメージを持つためにサンプルを見ていきましょう。

サンプルクエリ

使用するデータ

WITH 

data AS (
    SELECT "田中" AS name, 11 AS age
    UNION ALL
    SELECT "高橋" AS name, 22 AS age
    UNION ALL
    SELECT "鈴木" AS name, 25 AS age
    UNION ALL
    SELECT "加藤" AS name, 31 AS age
    UNION ALL
    SELECT null AS name, 39 AS age
)

SELECT
    *
FROM 
    data
WHERE
    name = "田中"
    OR
    name = "高橋" 

実行すると以下の結果が返ってきます。

nameage
田中11
高橋22

WHERE ~ OR でnameが「田中」もしくは「高橋」のレコードのみを抽出しました。

これを IN を使用することで簡略化して指定することができます。

INを使用したサンプルクエリ

WITH 

data AS (
    SELECT "田中" AS name, 11 AS age
    UNION ALL
    SELECT "高橋" AS name, 22 AS age
    UNION ALL
    SELECT "鈴木" AS name, 25 AS age
    UNION ALL
    SELECT "加藤" AS name, 31 AS age
    UNION ALL
    SELECT null AS name, 39 AS age
)

SELECT
    *
FROM 
    data
WHERE
    name IN ("田中","高橋")

実行すると以下の結果が返ってきます。

nameage
田中11
高橋22

このようにWHEREで複数条件を指定したときと同じデータが返ってきます。

まとめ

こちらの記事ではBigQueryにおけるINの使い方について解説しました!

BigQuery以外のSQL言語でも基本的には同様の使い方になります。是非活用してみてください!

BigQueryの基本的な使い方は以下の記事にまとまっているので参考にしてください。

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